バイク買取ショップ開業に必要な資金とは
古物商許可証に必要な資金はどのぐらい?
バイクのメンテナンスが大好きな人や、小さなころからたくさんのバイクに囲まれて生活したいと夢見ていた人にとっては、バイクの販売ショップや買取ショップというお仕事はまさに憧れのお仕事と言えるかもしれません。
中古バイクの買取や販売をする際には、法律的に古物商許可証が必要となります。
これはバイクだけでなく中古の商品を売買して利益を得る際に必要となる免許で、取得せずに勝手に営業すると、古物営業法違反として3年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金刑に処せられてしまいます。
古物商許可証の取得は、店舗をオープンする地域の警察署へ必要書類をそろえて申請します。
ハードルは高くないので40日ほどで許可が下りますが、その際には申請費用として2万円程度かかることになります。
行政書士などのプロに依頼すればすべて代行して行われますが、手数料が5万円ほどかかるため、古物商許可証の取得に際してかかる費用は7万円程度と高くなります。
店の家賃にもコストがかかる!
バイクショップを開業する際には、在庫がゼロの状態では顧客を集めることは難しいものです。
やはり自身が販売できるバイクを数台在庫として持っていたほうが、店舗の経営という点ではスムーズなスタートを切れるのではないでしょうか。
バイクショップの店舗を選ぶ際には、どのぐらいの在庫をどのように展示するかという点も考えながら選ぶのが賢明です。
バイクショップをどこで営業するかによって、かかる家賃は大きく異なります。
もしも自宅に広大なガレージがあり、その中でこじんまりとバイクショップを始めるのなら、特に家賃の支払いが生じることはないでしょう。
しかし賃貸で店舗や倉庫を借りるなら、その賃貸料金が発生します。
具体的にどのぐらいの家賃がかかるかに関しては、地域やロケーションなどの条件、また広さなど様々な条件によって異なります。
賃貸契約の際にはアパートの契約と同じように敷金や礼金が発生することが多いため、それなりにまとまった資金が必要となります。
ちなみに、在庫となるバイクの購入資金は必要に応じて調達することが可能です。
多くの場合にはオークションなどで安く購入したバイクを自身でメンテナンスし、利益を上乗せして販売するというスタンスが多いのではないでしょうか。
ネットのオークションサイトでも中古バイクを買い取れますが、こうしたサイトでは購入料金の10%程度が手数料となるため注意しましょう。
バイク修理に必要な資金は?
バイク修理に必要な資金は、どんな修理をするかによって異なります。
しかし、最低限のツールがあればある程度の修理は可能です。
例えばシリコンオイルや潤滑油、バイクリフトを購入しておき、後はニーズに応じて購入するというスタンスでも問題ないでしょう。
そう考えれば、バイク修理に必要となる初期費用は数万円程度ではないでしょうか。