バイクの輸送業者について
バイクの輸送業者の業務について解説
輸送や配送は、経済活動の中で欠かせないものです。
日々いろいろなものが配送されていますが、中にはバイクの輸送を行っているところもいくつかあります。
バイクの発送先ですが、デポからデポ、もしくはデポから自宅の大きく2種類に分類できます。
デポは聞きなれない名称かもしれませんが、小型の物流拠点のことです。
配送のための拠点で、ドライバーはいくつかのデポを経由して品物を受け取り、最終的な目的地に配送するわけです。
バイクをデポからデポに配送する場合、輸送コストを安くできます。
一方、デポから自宅への輸送の場合、個別に配送先を回らなければならないのでどうしてもコストが高くなります。
ですから、配送料を抑えたいのであればデポまで赴きバイクを受け取るのが一番になります。
しかし、中にはデポから遠い所に住んでいる人もいるでしょう。
輸送するバイクの中には車検切れのものもありますし、その場合、車検切れのバイクをデポで受け取ってそこから先どう運べばいいのか?という問題が残ります。
公道を車検切れのバイクで走行するのは法律違反ですが、自宅まで運び届けてくれるのであれば車検切れのバイクでも安心です。
デポを活用することで得られるメリットは、多くあります。
まず、まとめて輸送できるので、陸送におけるコスト圧縮が期待できます。
しかし、デポの集荷は決められた日にまとめて行うので、配送まで時間がかかる可能性もあります。
10〜14日程度かかる場合もありますので、その部分は留意しておきましょう。
バイクの主な輸送業者を紹介
国内のバイクの輸送業者として、大手企業として知られているのはBASです。
BASは日本全国にネットワークを構築しており、定期便を就航しているのが強みで、年間の輸送実績は約270,000台以上に及びます。
元々運営母体はオークション会社で、独自のネットワークが整備されています。
そのネットワークを生かして、高品質なバイク輸送が実現できています。
I-lineも、人気のバイク輸送業者です。
「安心・早い・安い」をモットーにした業者で、輸送するバイクをていねいに扱うのが人気の理由です。
ドアtoドアに対応しているので、デポまでバイクを持ち込んだり、引き受けたりする必要がありません。
事故車や不動車も取り扱っているところも、特色の一つです。
ismは、「サンセットタイムサービス」と呼ばれるオリジナルのサービスを展開しているバイク輸送業者です。
17〜22時の時間帯で受け取ることのできるサービスで、日中は仕事で外出していることが多いので、デポまで赴いてバイクを受け取ることができないという人におすすめです。
その他にも、「フェリー便止めサービス」といって、フェリーを活用することでリーズナブルな価格で迅速にバイクを輸送できるようなサービスも展開しています。