フランチャイズによるバイクショップで失敗しないためには
バイクショップ開店当時は積極的に営業しよう
バイクショップを開店して、すぐにたくさんの顧客から注文を受けられる人はごく少数です。
多くの場合、開業しても暇な日が続いたり、なかなか注文が入らないというジレンマを経験します。
ですから、開業してすぐの時期はバイクを取り扱う業者を中心に営業をかけるのがおすすめです。
配達などでバイクを日常的に使う業者には、さまざまなものがあります。
例えば、ピザの配達や飲食店の配達などではバイク配達が一般的です。
郵便局の配達にもバイクを使用するでしょうし、新聞配達などもバイクを使うことが多いです。
これらの業者は、すでにバイクメンテナンスをする業者が決まっているかもしれません。
しかし、必ずしもメンテナンスに満足しているというわけではないのです。
そこに目を付けて、リーズナブルな価格で対応するとか、迅速に対応できるといった魅力をアピールしながら営業をかけることをおすすめします。
顧客からの信用を得るためのコツ
フランチャイズ店の場合、顧客からの信用度や評判は店舗によって雲泥の差があります。
必要ない修理を吹っ掛けられたとか、高額な修理費用を請求されたといったネガティブなうわさが広がると、バイクショップの経営には暗雲が立ち込めてしまうでしょう。
そうならないためには、可能な限り顧客に対して分かりやすくバイクの状況を説明しながら、いくつかの修理オプションを提示した上で顧客に最終的な判断をゆだねるという方法が効果的です。
例えば、今すぐに交換する必要はないけれど数か月後には交換する必要性が出てくると思うので、今対応しますか、それとも気を付けながら数か月後に対応しますか?といった選択肢の提供です。
そうすると、顧客は自身の判断で修理の内容やかかる費用をある程度調整できます。
ここで大切なポイントは、顧客に対して分かりやすい言葉で説明するという点です。
バイクは大好きだけれどメンテナンスに関しては何も知らないというライダーもいるため、分かりやすく理解できるような言葉で説明することによって、ライダーからの共感や理解を得やすくなります。
またバイクショップを開業したら、必ず顧客情報は丁寧に管理するようにしましょう。
その上で、定期的にメンテナンスのお知らせをメールしたり、年賀状など季節の挨拶を行うのです。
そうすることによって顧客からの信用性が高まります。
ロードサービスに関しては情報提供もしよう
ライダーの多くは、走行中の故障や事故の際にどのロードサービスを利用するのがベストかという疑問を持っています。
価格だけでなく、具体的にどんなサービスの違いがあるか、他の顧客からの口コミなどを含め、顧客からおすすめのロードサービスを聞かれた時には詳しく分かりやすく説明できるだけの情報量を持っていることも、バイクショップの信用度に大きく貢献してくれます。