バイク整備士になるには
バイク好きなら自分のバイクを分解したり、修理したりして構造的な部分について知識や技術はある程度持っているかもしれません。
しかし、自分以外のバイク整備を仕事として携わるならば、確かなスキルが求められます。
それを証明するのが国家資格である「二輪自動車整備士」です。
バイク整備士になるためのルート
二輪自動車整備士の資格を取得するには、大学や短大、自動車整備の専門学校などで自動車整備について学び、バイク整備を行っている工場や店舗に就職します。
または、未経験でも工場や店舗に就職して実務経験をつんで受験資格を得て、整備士になる人もいます。
バイク整備士の仕事内容
バイク整備士の仕事は、持ち込まれたバイクの整備や点検、修理を行います。
具体的には、以下の通りです。
- 各装置・部品の調整
- 破損部分の修理・交換
- 損耗部品の交換・整備
- 車体・パーツの点検
- 顧客へのアドバイス・バイクの状態をヒアリング
バイク整備士はお客さんが安全にバイクに乗れるように、車体のメンテナンスを行います。
また、お客さんへバイクの状態を聞いたうえで扱い方をアドバイスするといった情報共有も行います。
バイク整備士としてスキルを高めていくには
資格を取得し、就職してもすぐにバイク整備士になれるとは限りません。どんな仕事でもそうですが、学んだ知識がそのまま使えるという環境は多くありません。
まずは先輩の作業をサポートしながら、見て覚えていくことが大切です。
整備士は実務能力の高さが評価に繋がります。
実務能力を高めるには経験が必要になるので、コツコツと実務作業をこなし、問題を解決することが大切です。
バイク整備士の将来性
日本のバイク保有台数は年々減少傾向にあります。
保有台数が減ったということはバイク整備士の需要も減っているということです。
しかし、バイクに乗っている人がいる以上、整備は必要なので、一定数のバイク整備士は必要とされます。
生き残るためにバイク整備士としてスキルの幅を広げていきましょう。